こんにちは!みのりです。
こんなツイートをしました。
訪問看護に転職してから、理学療法士の実習生をみることがなくなった。
私が以前勤めていた病院では、常に実習生が来ていて、気が狂いそうだった。
ある程度の役職につくと、バイザーの管理もしないといけないからだ。
バイザーになった途端、めっちゃ偉そうになる奴、嫌いだけど案外多いんだ。
— みのり@訪問看護で働く理学療法士 (@kikuchiyooo) June 15, 2020
私が以前勤めていた病院では、常に実習生が来ているような状況で、常にバイザーをするかサポートをするかといった感じでした。
今はその呪縛から解き放たれています。そんな気持ちを記事にしました。
Contents
実習生の指導は結構大変
私が勤めてた病院では実習生のバイザーになっても、手当てがつくことはありませんでした。つまり、サービスで仕事を増やすという形になります。
しかも実習生を指導するのは大変です。
実習生を受け入れる準備として、担当してもらう患者さんを探して、患者さんに実習生の為に時間を作ってもらうようお願いしなければいけません。
どういう流れで実習を進めていくのか、計画を立てないといけません。
実習生が来たら、実習生が一緒にいることで、自分のスケジュールを工夫しなければいけません。実習生の見学がNGの患者さんもいるので、その人の介入時間は他の人についてもらうとかの配慮も必要です。
そして、毎日の課題チェックとフィードバック。
実習生に割いた時間、自分の仕事が止まるわけですから残業することも増えます。
他にもいろいろありますし、実習生が問題のある人であればバイザーの中には鬱(うつ)になる人も出てきます。
大変なんです。
自分も実習生だったのだから、後輩指導は文句を言わずにやるべきだとは思う。でもバイザーは嫌。
実習生を受け入れるのは疲れます。実習生のバイザーをしたからといって報酬をもらえるところは少ないです。ほんと、面倒なことばかりです。
しかし、よくよく考えると、自分も学生の時は実習生だったわけで。
その時のバイザーにしっかりと時間をかけて指導してもらった記憶もあります。
私の場合は、良いバイザーに恵まれたので鬱になることもなかったですし、自殺願望が芽生えるということもありませんでした。
学生の頃のバイザーには感謝しています。
なので、私は文句も言わず実習生の指導をやりました。学生指導のセミナーなんかも受けてそれなりに頑張ったつもりです。
でも、病院で働いている間、ずっと、ずーっとバイザーをやるのが嫌だし、面倒だし、できれば実習生の受け入れなんかしないでほしいと思っていました。
訪問看護に転職したら実習生ゼロ
訪問看護でも実習生を受け入れている処はありますが、病院と比べて数が違います。
そもそも、病院が実習生を受け入れる理由の主たるものは「新卒理学療法士を受け入れたい」ということにあります。
新卒理学療法士を積極的に入職させようという訪問看護ステーションは多くないので、実習生を受け入れるメリットが会社側にあまり無いんです。
私の勤めている訪問看護ステーションでは、実習生の受け入れは完全にゼロです。
仕事は早く進みますし、自分のペースで仕事ができます。
これは、私にとってはとてもメリットのあることです。
実習生を受け入れている病院やスタッフがいるからこそ、理学療法士という職業が成り立つ
今の理学療法士養成校のカリキュラムでは実習は必須です。
実習生を受け入れる病院やスタッフがいないと新しい理学療法士は生まれてきません。
私のように、実習生の指導を全くやっていない人もいれば、1年間の殆どをバイザーとして過ごしている人もいます。
なので、私は実習生を自分でみることはしませんが、バイザーをしている人達や実習生の受け入れをしている病院や施設、そのスタッフに敬意を払っています。
でもツイートの最後にちょっと悪口を書いています。ごめんなさい。
こんなことを書いてはいますが、リスペクトしています。