訪問看護の話

職場の訪問看護ステーションが行っている新型コロナウイル感染予防策

こんにちは!みのりです。

私の勤めている訪問看護ステーションでは毎日のように利用者が発熱した等の報告があがってきます。

大阪はここ数週間、1日の新型コロナ感染者数が1000人を超えていることもあって非常に危険な状態と思います。

皆さんの勤めている訪問看護ステーションでは、介入時どのような格好で訪問しているでしょうか?

また、利用者さんにはマスクをしてもらっていますか?

現時点で、私の勤める訪問看護ステーションが行っている新型コロナウイルスに対する感染予防策について書いていきます。

私が勤めている訪問看護ステーションがやっている介入時の感染対策

私の勤めている訪問看護ステーションの場合、介入時はマスクとフェイスシールドを常に着用しており、利用者に発熱や感冒症状がある場合はガウンと手袋を着用するようにしています。

これで、例え介入した利用者さんが新型コロナウイルスに感染していても、私が濃厚接触者になるケースは今のところありません。

また、利用者の同居家族や家族が勤めている職場で感染者がでたら、こちらに報告してもらうよう利用者やその同居家族にはお願いしています。

「同居している息子の職場の人が感染したので、息子が濃厚接触者になりました。」というパターンが非常に多いんです。こういうことが発覚すれば、この利用者に介入する場合はガウンや手袋を着用します。利用者が遠慮してお休みになることも多いです。

利用者はマスクをするべき?

結論から言うと、利用者もマスクはするべきです。

マスクの効果については私も以前記事に書いています。マスクは本当に感染予防に対して効果があるのか?

マスクに対して否定的な見解もあるようですが、今のところ濃厚接触者になるかどうかという保健所の判断として、お互いにマスクをしていたかどうかということを問われることがあります。

リハビリはがっつり40分介入したけど、利用者(介入1日後にRCR検査陽性)とセラピストが共にマスクをしていたからセラピストは濃厚接触者にあたらないとなるケースは非常に多いです。

利用者には訪問看護の介入の場合でもマスクをしてもらいましょう。

保健所の濃厚接触者の判断は甘くなっている?

これは私の印象にはなってしまいますが、かなり甘くなっています。去年の5月6月頃であれば完全に濃厚接触者になるようなケースでも、今は感染対策できていたから大丈夫となることが少なくなりません。

症状がでている利用者に介入する場合は防護服などを着用していたかということが重要になってきますが、無症状の人に介入していたことが後から発覚した場合だとマスクやフェースシールドをしていればOKみたいな感じになっています。

また、デイサービスで利用者1人が感染していたということが発覚した場合も、職員や利用者がマスクをしたりテーブルにアクリル板をおいて飛沫が飛ばないように感染対策をとっていたら濃厚接触者はいないと判断されることも多いです。

ちょっと、濃厚接触者の判断が甘くなりすぎて不安に感じることもあります。

会社として保健所の判断に頼りすぎるのはリスクがありますね。

 

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