訪問看護の話

訪問看護ステーションで無理なく有給休暇をとれるようにするには【年次有給休暇対策】

こんにちは!みのりです。

最近こんなツイートをしました。

 

このように私が勤めている訪問看護ステーションでは、この年次有給休暇制度が上手く使えていません。

というわけで、年次有給休暇はどのようなものなのか?どうすれば、無理なく取得てきるのかということについて書いていきます。

 

年次有給休暇制度ってなに?

これ、実は私の過去の記事で書いてあります。

年次有給休暇を年5日以上取得させることが義務化されたことについて

 

年次有給休暇制度は簡単にいうと、年に5日の有給休暇を職員にとらせる制度です。

日本人は働きすぎで、有給が取りにくい会社も非常に多いです。

こんな制度でもないと、有給をとらない人は非常に多いんじゃないでしょうか。

 

有給は本来、1日しっかりと休みをとってリフレッシュすることが役割なので、時間有給はこの年次有給休暇の5日には含まれません。

例外として半休は含まれます。

小規模の訪問看護ステーションでは有給休暇をとるのも難しい

これは、私の勤めている訪問看護ステーションでも起こっていることなのですが、小規模の訪問看護ステーションではスタッフが少ない状態で利用者を最大限まで引き受けようとします。

その為、誰かが休みをとろうとすると、利用者の介入ができなくなるのです。

これが、問題です。

 

私の職場では、1人1日休みをとると他のスタッフが代わりにアルバイトとして出勤しています。

もちろん、日々利用者の休みはあるので、職員の空いた時間はあるのですが、1人の職員1日分の利用者をその日出勤している職員で補填できることは稀です。

職員が有給休暇を取りやすくするには、ステーションの規模を大きくするしかない

単純に職員の数が増えれば、1人休みをとっても、他の出勤している職員でカバーできるようになります。

「小規模でも職員1人あたりの件数を減らせばいいじゃん」と思われますが、それでは利益がなかなかでないのです。

訪問看護ステーションが乱立しているこのご時世、安い給料では職員が集まってこないので会社が利益を上げて職員に還元することはとても重要です。

まあ、安い給料でも、他に凄い魅力のある職場なら問題ないんでしょうが、それはなかなか難しいですよね。

 

この訪問看護ステーションの大規模化は、訪問看護全体でも求められています。

訪問看護ステーションは緊急時呼び出されることも多いので、大規模化することによって職員に余裕ができ質を向上させることができると考えられています。今後小規模の緊急対応をしていないような訪問看護ステーションは淘汰されていくでしょう。

さいごに

小規模の訪問看護ステーションが、年次有給休暇を職員に無理なく取らせていくには、訪問看護ステーションの規模を大きくしていくことしかないという結論になりました。

母体が大きな病院で訪問看護ステーションに利益を求めないのであれば、小規模でも利用者の数を減らして対応することはできるかもしれませんね。

 

 

そんな職場で給料が高いのであれば、私はそこで働きたい。

 

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