こんにちは!みのりです。
病院で働いている理学療法士達とご飯を食べにいきました。
そこで話題になったのが新人理学療法士のモンスター化です。
出来ていないことを指摘すると、あからさまに嫌な態度をとったり、すぐ辞めると言ったり。
でも、注意しないと本人は気づけない。
といった感じです。
皆さん悩んでますね。
というわけで今回はモンスター化する新人理学療法士について書いていきます。
モンスター新人の特徴
指導する立場の理学療法士から話を聞いているとモンスター新人にはいくつかの特徴があることが分かりました。
・注意をするとあからさまに不機嫌な態度をとる。
・指導されていることを、一旦受け入れるとこもせず、すぐに反論する。
・反論の内容も全然ロジカルなものでない。
・注意しないと調子にのって、患者への態度が悪くなりクレームになる。
・すぐ会社を辞めると言ってくる。
一昔前と違う所は、新人が指導者に反論するところでしょう。
まあ、それ自体は悪いことではないと思いますが・・・
モンスター新人に注意する時はどうすればいいのか
これはもう結論がでています。
新人に注意する際は、感情的にならずロジカルに理由を説明するということです。
また、新人のここがダメだったということを、ただ言うのではなく、何故そんな行動に出たのか、発言になったのかということを、その背景を踏まえ一緒に分析するということが必要になります。
例えば、訓練中患者さんを転倒させてしまったということについて考えると、
「介助方法や身体機能の評価が甘かった。」という本人の過失もあると思いますが、
もしかしたら時間に追われて焦っていたのかも知れません。
もし、そうなら1日に見る患者さんの数を減らした方がいいかもしれないですし、新人のスケジュールの組み方や時間の使い方にアドバイスをするといいかも知れません。
こういったことを新人と一緒に分析し解決していくという方法をとるんです。
これが新人からの信頼感が得やすいし、効果的です。
指導者に問題がないのかということも考えないといけない
注意した時の新人の態度が悪いというのは、もしかしたら新人が注意した人に対して悪い印象を持っているということも十分考えられます。
・普段から感情的に怒る(新人が何に怒られているのかわからない)。
・人に注意する割に自分(指導者)も同じようなとこをしている。
・普段から理不尽なことで怒ってくる。
こんな感じの人に注意されても響かないですし、ちょっとイラッとしますよね。
指導する立場の人は、自分のことも客観的にみれるようにならないといけませんね。
新人が自分の意見言いやすい環境になっているのはいい事。
私が新人の時は、理学療法士の中で変な上下関係がありました。
先輩のいうことは絶対という風潮があったので、先輩に口答えするということなんて考えることもありませんでした。
理不尽なことも飲み込むしがありませんでした。
こんな社会の方が不自然です。
正しいことは正しい!
新人であれベテランであれ同じ職場で働く仲間であれば言いたいことを言い合える間柄出なくてはいけません。
私的には今の方が昔よりも会社にとっていい環境だと思います。
ただ、世代間のギャップがお互いの誤解を生むので歩み寄りが必要ですね。
まとめ
というわけで今回はモンスター化する新人理学療法士について書きました。
結論をまとめると
・指導者は感情的にならず、ロジカルに問題点を指摘し、解決策は一緒に考える。
・新人が失敗した背景も考える。
・指導者も自分の行いが指導者として相応しいのか客観的に評価する。
ということです。もしよければ試してみてください。