訪問看護の話

職員の退職を防ぐには個人面談が有効という話

こんにちは!みのりです。

 

私は今の職場でリハビリのスタッフを管理する立場にあります。

年々、職員が増え今年の新人の状態を把握することがなかなか難しくなってきました。

 

小さい組織であっても大きい組織であっても役職がついているのであれば、末端の職員の状況も把握していなければなりません。

 

訪問看護ステーションにとって、職員の退職は結構ダメージがあります。

職員の離職を防ぐために、管理者する立場の人はどう立ち回ればいいのかということについて書いていきます。

 

会社に対しての小さな不満が積み重なると退職に繋がる

私もそうですが、誰しも会社に対して、何かしらの不満をもつことはあると思います。

ただ、それが小さな不満であったり我慢できる範囲内のものであれば、我慢してしまいます。

この小さな不満が積み重なり、会社に対しての信頼や信用がどんどん少なくなってくると、職員の退職に繋がっていきます。

職員を管理する立場の人は、この小さな不満を積み重ならないように管理しないといけません。

 

どのようにすれば、不満がつみか積み重ならないのか?

答えは簡単です。

 

それは、職員から不満を定期的に吐き出させればいいのです。

不満を吐き出させるには面談が有効

会社のミーティングなどで

「今、会社に不満はありますか?あれば、ここで言ってください」

と言っても大した意見は集まりません。

皆、周りの目を気にしますし、勇気をもって発言してみても返り討ちにあうかもしれないと思ってしまいます。

 

こういった場合は、個人面談が有効です。

1対1で話をすることで話しやすい環境を作り出すことができます。

1対1で飲みに行くという方法もあるのですが、これはお酒が飲めない人にはストレスですし、勘違いし易い職員だと「自分は気に入られている」と変な勘違いをさせてしまう恐れがあります。

 

1対1の面談はなかなか有効です。

個人面談をすることで離職率が下がった

これは、あくまでも私の経験上の話になりますが、個人面談をすることで離職する職員は格段に減っています。

職員にも聞いてみたのですが、やはり個人面談をすることで自分の意見をくみ取ってもらえているという実感があるようです。

結果的に、職員が抱いている不満を打ち明けて、何も変化がなかったとしても、職員は上司が自分の話を聞いてくれたという印象が残ります。

ほとんどの場合、それで満足するんです。

 

私の場合、個人面談をすべての職員に定期的に行うようになってから、退職者は0となっています。(ここ3年間)

それ以前は平均して年に2人程度退職者がでていたので、個人面談をすることでかなりの効果があったと考えられます。

 

結局、会社は人と人の関わりなので、コミュニケーションが大事

ほんとコレですよね。

行きつく先は人情とか、恩があるとか、そんな話になってきます。

会社が悪い状況にあっても、職員が会社や会社の代表を助けようという気持ちがあれば一緒に頑張ってくれますし、そういった信用がなければ職員は離れていきます。

 

役職のついている人たちが、どのように一般職の人達に近づくか。

それはコミュニケーション量を増やすことしかありません。

時には雑談し、自分の弱いところとか恥ずかしいところとかを部下に見せ、親近感を与えるのです。

 

これは結構有効ですよ。

部下に好かれるかどうかはわかりませんが、話しかけられやすい環境は作れます。

 

私はね。

これでいいんじゃないかと思うわけですよ。

 

話しかけやすい上司!

最高ですよ。

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