こんにりは!みのりです。
最近こんなツイートをしました。
利用者からリハの担当をかえて欲しいという電話。
理由を聞くと「なんか、性格が合わないから」と漠然としたもの。
こんな感じの拒否の理由を掘り下げていくと、ほとんどが利用者とのコミュニケーション量が少なかったり、見た目に清潔感がなかったり、そこに行き着く。
— みのり@訪問看護で働く理学療法士 (@kikuchiyooo) February 10, 2021
そう。セラピストにとって1番大事なものは見た目!その次にコミュニケーション能力なのです。
今回はそんな話です。
Contents
よく勉強してるけど、利用者から拒否される残念なセラピスト達
私が理学療法士になって十数年。いろんなセラピストと関わってきました。
そんな中、このような「残念なセラピスト」を度々みかけます。
そのセラピストは、よく勉強するんです。勉強会にも積極的に参加し、いわゆる意識高い系だったりします。一緒の勉強会に参加している後輩からも慕われ、時には指導する立場にもなったりします。
でも、利用者からよく拒否されます。
普段は理学療法士養成校の教員で、教員の中でもある程度の立場にいる。養成校では学生から怖いと恐れられている理学療法士。
でも、利用者からよく拒否されたりします。
こんなセラピスト、めちゃくちゃいます。
セラピストにとって重要なものが欠けていると、いくら勉強していても、それを発揮する場は与えられないのです。
セラピストにとって見た目は重要
セラピストにとって勉強はもちろん大事です。しかし、見た目の方が絶対大事です。
見た目が悪いと利用者から冷たい態度をとられ、話も聞いてもらえないこともあります。
そう。信用さえもしてもらえないのです。
めちゃくちゃ、賢くて有能!でも見た目が悪ければ利用者に触ることさえできない。
これが現実です。
ここでいう見た目とはどういうものなのでしょうか?
顔が整っているかどうか?背の高さ?太っているとか痩せているとか?
どれも違います。
良い見た目とは清潔感。美男、美女でなくていい。
セラピストは見た目が需要です。でも、それは美男美女でないといけないというわけではありません。
清潔感さえあればいいんです。
普通に自分にあてはめて考えてみてください。
不潔な人に体を触れられるのは不快でしょう。
汗だくで髪はボサボサ、指の爪は伸びていて黒くなっている。服には汚れがついている。
そんな人に体を触られたくないでしょう。
そして、そんな人から「こうすれば力がつきますよ」とか言われても説得力無いでしょう。
セラピストは清潔感を出していきましょう。
セラピストは見た目が重要!ということで、美男美女だと、より良いのかというとそうでもありません。
容姿がいいと、利用者から気に入られていい思いをすることもありますが、セクハラやストーキングを受けるという危険性も高まります。私の友人は、患者に家までついてこられたことがあります。
セラピストにはコミュニケーション能力が必要
セラピストは見た目の次にコミュニケーション能力が必要です。
セラピストはリハビリをする上で、リハビリの内容を患者に説明し納得してもらわないといけません。時には患者の間違った考えを修正しないといけないということもあります。
よく、理学療法士養成校の学生で「私、人と話すのが苦手なんです。」という人がいますがそれではダメなんです。克服しましょう。
別に流暢に喋れるようになりなさいというわけではありません。
相手の話をしっかり聞いて、自分の考えを相手に伝えることができればいいのです。
利用者とのコミュニケーションが苦手なセラピストは拒否されます。苦手というかコミュニケーションをとろうとしないセラピストですね。
セラピストは人間性を高めよう
セラピストとして、医療やリハビリ関連のことを勉強するのは重要なことです。
しかし、見た目に清潔感が無かったり、利用者とコミュニケーションをとろうとしないセラピストは利用者から拒否されます。
その他
人と会った時は、相手の目を見て挨拶する。
玄関で靴を脱いだらちゃんと揃える。
相手の話していることを遮って一方的に喋らない。
どんだけ利用者と親密になってもタメ口にならない。
こんな簡単なことができないセラピストは案外多いのです。
セラピストはリハビリも勉強をする前に人間性を磨きましょう。