訪問看護の話

仲のいいケアマネから言われた無理なお願い

こんにちは!みのりです。

最近こんなツイートをしました。


これ結構あるあるなんです。

訪問看護の依頼は基本ケアマネからきます。その為、訪問看護ステーションのスタッフは、ケアプランセンターへ営業に行きますし、ケアマネとのコミュニケーションが多くなります。

ケアマネと仲良くなると、お互いちょっと気になることが気楽に聞けたり、ちょっとしたお願いを聞いてもらえたりするのです。この関係を構築することが、諸刃の剣なのです。

今回は、実際に仲良くなったケアマネからお願いされたけど断った事例について書いていきます。

薬剤の管理を訪問看護ステーションの事業所でしてほしい

内服管理で看護師が介入することになった事例です。

ある利用者さんの認知症の症状が悪化し、内服薬を捨ててしまうことが増えたので困っている。訪問看護で内服管理をしてほしいとケアマネから依頼があったんです。

以前から、ちょくちょく利用者さんが内服薬を捨ててしまうということがあり、その利用者さんに関わっていた人達は頭を悩ましていたそうです。

そこで依頼があったわけですが、内服薬を家に置いておくと利用者さんが捨ててしまうので、大量の内服薬を訪問看護ステーションの事業所に持ち帰り、必要分(1日分)だけ利用者宅へ届けて飲ませてくれないかということでした。

まあ、そんなことできるわけありません。

無茶苦茶なことを言うケアマネだなとは思いましたが、別の管理方法を提示することで回避しました。

指示書が来てないのに、すぐにリハビリの介入をしてほしい

利用者さんのリハビリに対しての意欲が高く、早くリハビリをしたいという要望があったようで、このような依頼がありました。

この依頼が来た時、主治医は訪問看護でリハビリを受けたいと本人が希望しているということも知らない状態だったんです。

もちろん医師の指示もなくリハビリなんてできません。

すぐに利用者さんの主治医がいる病院へ連絡を取り本人がリハビリを希望している件を伝えました。

すると主治医から「ながらく来院してないので指示書は書けない」と言われたんですね。

 

おいおい。

まずはそこからだろうと。

利用者さんが、受診を渋ったこともあり、結局介入までに10日ほどかかりました。

利用者さんが若い女性のセラピストのリハビリがいいと言っているのでお願いできませんか?と言われる

この依頼が来たときは耳を疑いました。

利用者さんは70歳台の男性です。なぜ若い女性がいいのかというと「若い女性のセラピストだと頑張れる」と言っていたそうです。

そんな、クソみたいな理由をケアマネが真に受けて、こっちに言ってきたのです。

なんかお店間違ってませんか?と小馬鹿にしてケアマネには返答しました。

結局、男性のセラピストを担当に付け上手くいきました。

 

ケアマネとの距離感って大事ですね。

 

 

 

 

 

 

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