こんにちは!みのりです。
まだまだ続く、コロナショック!!
私の周りにも濃厚接触者になってしまい自宅待機しているという人がちょこちょこ出てきました。
医療、介護分野で働いていると、こういった時期でも多くの人と関わるので濃厚接触者になるリスクは高くなってしまいます。
では、濃厚接触者にならないようにするにはどうすればよいのでしょうか?
濃厚接触者の定義は?
国が今定義しているものを簡単に挙げると
- 患者と同じ住所に住んでいる人
- 防護具を装着していなかったり、正しく着用していないなど、必要な感染予防策なしで、患者の診察、処置、搬送等に直接係わった医療関係者や搬送担当者
- 汚染物質の接触者(患者の体液、分泌物(淡など)に、必要な感染予防策なしで接触した人
- 発症の2日前から1メートル以内で15分以上接触した人
※ここでいう患者というのは新型コロナに感染していると確定している人
となります。
④の場合、厚生労働省が言うには、これらの定義に該当しても感染者がマスクの着用や手の消毒など周囲を感染させない対策を取っていた場合は、原則濃厚接触者にはならないとのことです。
訪問看護職員が濃厚接触者にならない為には
これは非常に難しいですね。完全に防止するのはほぼ無理でしょう。
ただ、訪問看護は利用者に直接触れますので、先ほど濃厚感染者の定義で挙げた
②防護具を装着していなかったり、正しく着用していないなど、必要な感染予防策なしで、患者の診察、処置、搬送等に直接係わった医療関係者や搬送担当者
③汚染物質の接触者(患者の体液、分泌物(淡など))に、必要な感染予防策なしで接触した人
④発症の2日前から1メートル以内で15分以上接触した人
にあたる可能性があります。
訪問時は発症していなくても介入してから2日後に利用者が発症すると濃厚感染者になってしまうので、常に感染対策は十分しておかなければなりません。
④の場合はマスクの着用や手のアルコール消毒をしていれば濃厚接触者にならないとされていますが、これはあくまでも「原則」です。
保健所の判断で濃厚接触者になる可能性も十分あります。特に医療関係者には厳しめの判断になるようです。
濃厚感染者になるのを完全に防ぐには
全員の利用者宅に訪問する際、防護服などを装着して介入するということができれば、濃厚感染者になることは無いです。
しかし、時間効率や費用面を考えると現実的ではありません。
濃厚感染者になる確率を減らすことはできる
訪問した際に、もう発熱していたらその時点で濃厚接触者になる可能性があります。
訪問前に利用者に体温測定をしてもらい、確認後介入をすることができれば、濃厚接触者になるリスクを減らすことはできるかもしれません。
また、怪しい人は防護服など感染対策をばっちりして介入するということも徹底する必要があります。
マスク着用、手の消毒は当たり前ですね。もう、皆さんやっているでしょう。
行き当たりばったりで、対応しないというのが、濃厚感染者にならない方法の1つではないでしょうか。
さいごに
色々書きましたが、訪問看護で働いている以上、感染のリスクは常につきまとってきます。
新型コロナの感染が怖いから、処置が必要な人に介入できないとなったら本末転倒ですよね。
感染対策をばっちりとって、感染のリスクを0にはできないかもしれませんが、極力減らし利用者をサポートしていきましょう。