訪問看護の話

「病院の理学療法士は患者の生活が見れていない」と批判する在宅の理学療法士

こんにちは!みのりです。

今日は地域の訪問看護ステーションや訪問リハビリステーションに勤めている理学療法士、作業療法士、言語聴覚士と食事をする機会がありました。

食事というかに飲み会ですね。

もう皆さん、だいぶ飲んでいました。

飲み会自体ははとても楽しかったですよ。

訪問看護ステーションで働いていると、他の事業所の療法士と接することはほとんどないので新鮮な感覚でした。

そこで、私が気になったことがあったので、紹介します。

在宅の療法士のメインの話題は病院の療法士の批判

始めに言っておきますが悪口ではありませんよ。

飲み会に参加して思ったのですが、訪問看護や訪問リハで働いている療法士は、年齢層高いですね。

30歳台、40歳台がほとんどでした。

私の職場でも20歳台の療法士はとても少ないです。

相反して、病院で働いていている療法士は若い人がとても多いです。

そういった、年齢のギャップからくるものなのか、病院と在宅といった職場の違いからくるものなのかわかりませんが、この飲み会では病院で働いている療法士の批判がとても多かったように思います。

「病院で歩行訓練ばかりしてたようだけど、起き上がりが全然できてないじゃないか」

「家に帰るというのに環境調整ができてないじゃないか」

「病院のリハビリのゴールが在宅の生活にマッチしてないじゃないか」

など、日ごろの不満みたいなのが溢れ出ていました。

飲み会で他人の批判をいう療法士達

普段働いていると、いろいろなことに不満を持つことはあると思います。

しかし、それを他人に話したところで事が解決することはありません。

「病院で働いている近頃の療法士は全然だめだ!」

と飲み会でいった所で、何も改善されないのです。

 

でも、酒を飲んだ一部の療法士は言います。

「病院で働いている、近頃の療法士はダメだ!」と。

言葉には出しませんが、「自分たちの方が凄いんだ!」と。

 

しょーもないですね。そんなことで。事象の一部を切り取って「自分たちは凄い!他は劣っている」とマウンティングしているのです。

病院で働いていても、在宅のリハで関わっていても、やることは変わらない

リハビリが行うことは1つです。

「人間性を再構築する」

これがリハビリの本質です。

その為に、家で生活できるように日常生活動作訓練したりとか、余暇を楽しめるようにするために筋トレしたりするのです。

ただ、その際のゴール設定が、入院時と在宅で生活する時で変わってくるだけなのです。

何をマウンティングとる必要があるのでしょうか?

在宅で関わる療法士は、患者の受傷時の心身の状態なんてほとんど把握できていません。

それなのに、その時に関わっている病院の療法士の批判なんて、どんな立場からできるのでしょうか?

お酒を飲んでいるからいかたないかもしれませんが、ちょっと醜いので記事にしてみました。

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