訪問看護の話

訪問看護は閉鎖的な空間でこそ最高のサービスを提供すべき

こんにちは!みのりです。

今日、テレビのニュースで保育園での虐待が報道されていました。

保育園のような閉鎖的な空間では、中でどのようなことが行われているのかわかりづらいものです。

今回は子供にボイスレコーダーを持たせて虐待が発覚したようですが…

 

こういった閉鎖的な空間の中で何をされているかわからない状況って訪問看護でもありますよね。

今回はそのことに触れていこうと思います。

訪問看護は閉鎖的な空間で行われるので手を抜くことができてしまう。

利用者の中には、高齢で家族が居ない一人暮らしの人もいますし、認知症や失語で言語的な表出ができない人もいます。

極端なことを言うと、そういった利用者宅で訪問看護をする際、訪問の時間に漫画を読んでても、スマホでゲームしてても誰にもバレないわけです。

そこまでしないにしても、手を抜くことは容易にできてしまいます。

利用者の立場からすると、詐欺のようなもこですが、訪問看護はそれが成り立ってしまうという怖い面があります。

利用者の家族に隠しカメラを設置された体験談

これは、私の元同僚理学療法士(以後Aさん)の体験談です。

Aさんは口数は少ないものの真面目な性格で利用者からの評判は良い理学療法士でした。

Aさんはいつものように担当の利用者が入所している施設へ訪問していました。3ヶ月ほど介入していましたが、利用者の家族と会ったことはありませんでした。

担当の利用者はというとパーキンソン病を患っており、介入当初はしっかりしていたのものの、徐々に認知機能が低下してきているような経過をたどっている方でした。

ある日、Aさんが訪問している時に施設のスタッフから呼び止められました。

そこで、施設スタッフから、最近〇〇さん(Aさんが担当している利用者)の部屋から現金が無くなったということがあり、不振に思った家族さんが数日間カメラをとっていたという話をされました。

その数日の間にAさんも介入していて、カメラに映っていたそうです。

Aさんは熱心にリハビリを行なっていたので家族さんからは感謝されたようです。
(後日、娘さんから「いつも良くしていただいてありがとうございます。」と電話がありました。)

 

今回の場合、Aさんはしっかりと訪問看護のサービスを提供していたので、忙しくてなかなかコミュニケーションのとれない利用者の家族と良い信頼関係を築くことができました。隠しカメラを設置されたことがプラスに働きました。

これが、ダメな理学療法士が手抜きでリハビリをしていたのなら、確実にトラブルになっていたでしょう。

閉鎖的な空間であっても最高のサービスを提供する。それがプロ。

看護師や療法士は専門職です。
その道のプロです。

そのプライドをもって利用者を接していれば、誰にも見られない空間でも最高のサービスを提供できるはずです。手を抜かないはずです。

このご時世、利用者の居室にカメラやボイスレコーダーが置いてある可能性は低くないです。

個室だから大丈夫とはなりません。

ここで、重要なのは看護師や療法士のマインドです。

もしかしたら、部屋にカメラが置いてあるかもしれないから、ちゃんと処置しよう。リハビリしよう。

こんな考えでは、ダメです。何もプラスに働きません。

 

自分はこの道のプロなんだから、どんな状況でも最高のサービスを提供しよう。

こう考えていれば、仕事に対してのモチベーションが上がりますし、手を抜くことなんか考えもしなくなります。

 

看護師や療法士の資格を持ち訪問看護という土俵で働くのであれば、プロとしての自覚を持ち、閉鎖的な空間であっても、開放的な空間であっても、最高のサービスを提供すべきだと私は思います。

 

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