こんにちは!みのりです。
最近こんなツイートをしました。
後輩「今月いっぱいで会社を辞めたいです。」
私「いや、今月って後2日しかないけど。なんで辞めたいの?」
後輩「売り上げとか気にして働くのは嫌です。自分は利用者を良くすることだけ考えて仕事したいです。」
この後輩は理学療法士という職業を何と勘違いしてるのだろうか。
— みのり@訪問看護で働く理学療法士 (@kikuchiyooo) May 28, 2020
この後輩が言っている「利用者を良くすることだけ考えて仕事をしたい」というのは、もの凄くわがままなことです。理学療法士もお金のことは考えないといけません。さもないと理学療法士という職業自体がヤバくなる。
今回はそんな話です。
利用者(患者)の為といって、自分のやりたいようにする理学療法士
利用者(患者)の為といって、自分のやりたいようにする理学療法士とは過去何人もであいました。
利用者が求めてもいない目標を立てる理学療法士
利用者を習ってきた手技の実験台にする理学療法士
予定の時間を大幅にオーバーする理学療法士
利用者によって、熱意にムラのある理学療法士
今回のツイートの後輩は、この全ての理学療法士にあてはまります。
1つ2つ当てはまる理学療法士は皆さんの周りにもいるんじゃないでしょうか。
別にこれらの理学療法士が悪いと言っているわけではありません。これらの理学療法士は時に利用者から強い信頼を得ることもあります。
ただ、私は嫌いですし、会社からしても嫌な職員です。
すぐに金儲け主義と病院や会社を批判する風潮
この風潮は医療や介護の分野でまだまだ残っています。
普通に事業展開をしているというだけで、金儲け主義と言われたりします。
医療や福祉の仕事は、お金が全てでは無いけど、お金が発生しないと成り立たない。
ある程度、会社の売り上げがあるからいいサービスや援助的なことが提供できるのです。
— みのり@訪問看護で働く理学療法士 (@kikuchiyooo) May 28, 2020
このツイートのように、良いサービスを提供しようとすれば、それなりにお金がかかります。
利益を得ているから悪だという考えは、とても安易で幼稚な考えです。それに今の時代に会っていない。
利益をださないと理学療法士に未来はない
理学療法士を雇うのにもお金はかかります。そして、理学療法士が稼げる金額は新人でもベテランでも基本的にかわりません。
病院や会社側から見ると、ベテラン理学療法士よりも給料の安い若い理学療法士の方が魅力的です。
また、理学療法士が利益を出せないのであれば、理学療法士を雇う必要もないのではかという考えになるかもしれません。
今後理学療法士の業界が、失業の心配なく働けて、平均年収を高い水準にもってこようと思ったら、理学療法士を利益の出せる職業にする必要があります。
利益を出さないと理学療法に未来はないのです。