こんにちは!みのりです。
今日は1月28日、真冬です。
しかし、気温は19℃まで上がりました。異常気象ですね。
訪問看護のリハビリでは、屋外歩行を上着なしでできました。快適です。
訪問看護のリハビリで屋外での歩行訓練はしてもいいのか?という議論が一部でされていますが、私は構わずやっています。
屋外の歩行訓練は、それだけ価値のあるものです。
というわけで、今回は屋外歩行訓練のいいところを話を書いていきます。
屋外での歩行訓練は屋内での歩行訓練よりも機能向上が期待できる
これは、当り前なことですが、屋外は車も通るし人とすれ違うこともあります。周りに注意を向けながら歩行しなければなりません。
これだけでも難しいのに道路は完全な平坦ではないですし、段差も多くあります。
そう。
屋内歩行よりも難しいのです。
屋外歩行訓練を行うことで、単純な歩行能力の向上だけでなく、応用的な移動としての能力が向上するのです。
外で歩くことに慣れることができる
私が屋外歩行訓練を行う理由として最も期待することです。
一度歩けなくなった人は、屋外歩行がとても怖いんです。
それは、そこそこそこそこ歩ける人でもそうです。そんな人と一緒に屋外歩行訓練をすることで、自信を持たせるのです。
外で歩くことに一度慣れればこっちのもん。
利用者さんは、どんどん自分一人で外出するようになります。
そのきっかけを与えるのが屋外歩行訓練なんです。
「殿筋群の筋力をつけて、立位バランス能力を向上させて・・・」
「屋内歩行訓練で段差や柔らかい地面を用意して、環境を調整して・・・」
そんなんいらん。屋外歩行すればいいんです。
歩行の耐久性が向上する
歩行の耐久性というのは、筋力や体力を上げたから向上するという単純なものではありません。
歩行の耐久性は、長距離の歩行を行うことで培われるのです。
つまり、屋外歩行訓練でガンガン歩いていたら培われるのです。
もちろん、ただ歩くだけではダメです。
関節可動域訓練で関節の機能を十分に引き出した中で、筋力訓練で歩行に必要な筋力を向上させます。そういったベースの訓練と並行して屋外歩行訓練をするのです。
これが、歩行の耐久性向上に絶大な効果があります。