働き方の話

新人理学療法士が成長するための、たった一つの方法。

こんにちは!みのりです。

 

新人理学療法士さん、そろそろ職場には慣れてきた頃でしょうか?

いくらか担当も持っている人もいるんじゃないでしょうか?

 

実際に担当をもつと、養成校で学んだことが通用しないと感じることも多いと思います。

理学療法士は座学も大事ですが臨床を通して成長していくのです。

 

私は今まで数十名の新人教育や指導をしてきました。

理学療法士は常に成長が求められるものですが、成長しやすい人と成長しにくい人がいるんですね。

というわけで、新人理学療法士が成長するための、たった一つの方法ということで今回は記事を書いていきます。

 

新人理学療法士が成長するための、たった一つの方法

結論からいいますと、ズバリ「他人の意見を素直に聞き入れる」ということです。

残念ながら、新人理学療法士の中には、養成校を卒業して間もないのにリハビリに対して持論があり、先輩のアドバイスを素直に聞けない人がいます。

言いきります。

これはもう成長できません。

 

なぜなら、臨床に出て新人理学療法士が陥る問題点の1つに「視野の狭さ」があるんです。

この問題点は、当事者1人で解決することなんてできません。

症例検討や先輩の指導によって「気づき」が生まれ、視野が広がるんです。

 

他人の意見を聞き入れることができない人の特徴

他人の意見を聞き入れないからと言って、常に反抗的な態度をとっているわけではありません。

相談するポーズをとる人もいます。

 

人の話を聞いてはいるんです。

しかし、それが行動に反映されていないんですね。

 

他人の意見を聞き入れるということは、ただ単に意見を聞くということではなく、意見を咀嚼し自分のものにするということなんです。

他人の意見を咀嚼し納得いかなければ、そこで意見交換をすればいいのです。

注意しなければいけないのは「人の意見の鵜呑みにしろ」と解釈しないことです。

 

他人の意見を聞き入れるようになるための方法

とりあえず、他人の意見というかアドバイスを言葉として受け入れましょう。

具体的な方法としてはメモをとるといいでしょう。

そこから、1つ1つじっくり考えてみるんです。

 

他人の意見を素直に聞き入れる人は、これを自動的にしているのでメモをとる必要もないのですが、他人の意見をはねのける人は、自分の感情や思い込みが邪魔してしまっているんです。

その為、アドバイスをされている時は正常な判断ができていないので、時間をおく必要があります。その解決策がメモをとることです。

 

自分は人の意見を素直に聞き入れることができない人間なんだと自覚することが重要

ほんとこれが重要です。

人の意見をはねのける人は、自覚がないことがとても多いのです。

自分は決してプライドも高くないし、腰も低いと思っていたりします。

 

こういう、人には他人が指摘し、自覚させることが重要になってきます。

それも1人からでなく数人から指摘されることで徐々に受け入れるようになってきます。

 

本人が自覚することで、しっかりとメモをとるようになり、人の意見を咀嚼して考えるようになるんです。

 

さいごに

というわけで、新人理学療法士が成長するための、たった一つの方法は「他人の意見を素直に聞き入れる」ということです。

もし、それができないのであれば人からもらったアドバイスや意見のメモをとると良いです。

メモととって、他人の意見としっかりと向き合う。

そして、その意見を咀嚼し、自分の考えを整えるんです。

 

これが、鉄板の方法なのであります。

 

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