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よく気持ちが落ち込む人はABCD理論を学べ!ABCD理論の使い方

こんにちは!みのりです。

 

皆さんは上司やお客さんに怒られたとき、気持ちが落ち込む方ですか?

それとも直ぐに切り替えられる方ですか?

直ぐに気持ちを切り替えることができる方はいいんですが、それがなかなかできない人はこの理論を学んで頂きたい!

その理論がABCD理論です。

 

ABCD理論って何?

ABCD理論は論理療法におけるカウンセリング理論のひとつです。

ABC理論とかABCDE理論ということもあります。

 

因みにABCDEはそれぞれ何を意味するのかと言うと。

A(Affairs,Activating Event):客観的な外部の出来事・生活環境・人間関係。

B(Belief):客観的な外部の事象をどのように受け止めるのか、どのように意味づけして解釈するのかの信念・認知・考え方。

C(Consequence):信念や解釈を経て起こった結果(気分・感情・感覚・行動)

D(Dispute):非合理的な信念(イラショナル・ビリーフ)に対する反論・反駁・論理的否定。

E(Effective New Belief,Effective New Philosophy):効果的な新しい信念体系や人生哲学。

 

このABCD理論は

Aの出来事があって、Cの結果があるのではなく、その間には、Bによる解釈があるという考え方です。

このBが不合理な考えによる解釈になってしまうと、Cがネガティブな結果になっているということが多々あるんです。

 

ABCD理論で失敗を振り返ると、気持ちの切り替えができる。

ABCD理論は一見難しそうですが、実は単純で簡単です。

 

この理論の具体的な例を挙げると、

A:仕事上で失敗して、上司に怒られた。

C:落ち込んで、仕事に身が入らない。やる気も起きない。

この場合、

B:私は仕事の能力が低い。上司の評価も下がってるだろう。

という考えになっていると思います。

 

しかし、これを理論的に考えてみると

上司からの評価が下がっているという証拠はない(妄想)。
この1回の失敗をしたくらいで仕事の能力が低いとは言えない。失敗くらい誰にでもあるのですから。

このようにBをしっかりと考え分析することで、Cのネガティブな気持ちを切り替えることが出来るんです。

つまり、意味なく落ち込むことを減らすことが出来ます。

 

このBを理論的に考える癖をつけることで、仕事でもプライベートでも気持ちの浮き沈みが少なくなります。

さいごに

今回はABCD理論を紹介しました。

療法士は仕事の上で理論的な考えを求められます。医学的な根拠にのっとって考えることができているかどうかということは、とても重要なことなんです。

 

しかしそれが、利用者や患者へのアプローチから離れた時、理論的な考えをしなくなる人がとても多いんじゃないかと思います。

 

意味のないことで落ち込んでいる時間はとてももったいないです。

ABCD理論のBをしっかりと考えて無駄な時間を減らしましょう。

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