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風邪をひいて喉が痛くなるメカニズムは?喉の痛みを緩和する方法は?

こんにちは!みのりです。

 

私、最近風邪をひいたんです。

仕事が立て込んでたこともあり、あまり寝てなかったんですよね。

2、3日前から喉が痛くなって発熱しました。

 

そんなことがあって、ふと思ったのですが。

風邪をひいて喉が痛いってどんな状態なのでしょうか?よく言う扁桃腺が腫れてるということでしょうか?

理学療法士の養成校で習ったような、習わなかったような。

 

そんな感じなので調べてみました。

 

喉の痛みや腫れの原因は?

原因はいろいろあります。

①ウイルスや菌による感染

風邪とかインフルエンザはこれですよね。

②喉の乾燥

乾燥は喉によくありません。また、乾燥は菌が繁殖しやすくなります。

③喉の酷使

カラオケで歌いすぎたりすると声がでなくなったりしますよね。あれです。

④喉の刺激

タバコとかアルコール、辛い物をとると喉を傷めることがあります。

 

喉の痛みは扁桃が腫れたことが原因というわけではない。

風邪で喉が痛いということは、喉の炎症が起きているということです。

喉の炎症にはいろんな種類があります。

喉の粘膜が腫れた咽頭炎、扁桃が腫れた扁桃炎、扁桃のまわりに膿がたまった扁桃周囲膿瘍、喉頭が腫れた喉頭炎、喉頭の入口にある喉頭蓋が腫れた急性喉頭蓋炎などがあります。

 

喉が腫れるイコール扁桃炎ではありません。
扁桃炎の特徴としては、物をを飲みこむときの強い痛みがあります。

 

ちなみにとかいいま、よく「扁桃腺が腫れる」とかいいますが、正確には扁桃腺という言葉は間違いです。

「腺」は分泌物を出す組織のことをいうので、扁桃は「腺」ではありません。

なので扁桃腺ではなく扁桃と呼ぶのが正解だそうです。

 

そもそも扁桃って何?

扁桃ってどこにあるか知っていますか?

この図の部分が扁桃なんですが、実はここだけではありません。

ちなみに、この口の奥の左右にある少し膨らんだ部分は口蓋扁桃と言います。

その他に、舌の付け根には舌扁桃、鼻の奥であり口蓋垂の後ろ側にあるのが咽頭扁桃、その両側に耳管扁桃があります。これらは口を開けても見ることはできません。

 

扁桃は何の役割があるの?

扁桃はリンパ組織で、細菌などの侵入物に対して、抗体をつくり生体の防御にあたります。

時に、扁桃自体が感染を受けて、扁桃炎を生じることがあるんです。

 

つまり、呼吸をする時にウイルスや細菌を扁桃が守ってくれて、きれいな空気を肺に送り込んでいるということですね。

喉が痛い時にできる対策

いろいろあるんですが、特に効果的なものを紹介します。

喉をうるおす

これはとても大事です。

喉の乾燥は、喉の痛みだけでなく細菌・ウイルス感染の原因にもなりえます。

水を飲んだり、部屋を加湿するのもいいでしょう。もちろん、マスクも効果的です。また、ガムやアメなどで唾液の分泌を促すのも乾燥を防ぐことにつながります。

 

喉を冷やす

喉を守る為に喉を温めましょうという人がいますが、あれは医学的根拠に乏しいです。

炎症なので冷やすことが効果的です。

氷などで喉を冷やすことで症状は緩和されやすくなります。氷を口の中に入れたり冷たい飲み物を飲むのは効果的です。

薬で症状を和らげる

これは手っ取り早い方法ですよね。

ただ風邪を治す薬というものはないので、根本治療ではありません。

喉の炎症を和らげる薬です。

薬の話になると、長くなるのでここでは書きませんが、喉の痛みを和らげる程度であれば市販薬でも十分効果は期待できます。

 

さいごに

喉の痛みは、呼吸困難に陥る原因となるものもあります。

痛みが長期間にわたって持続している場合は、受診してくださいね。

重篤な病気の可能性もありますから。

 

私の場合、扁桃腺が腫れていました。まあ、風邪だったので安静にすることで回復したのですが、喉の痛みは喉を冷やすことで、かなり楽になりました。

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