訪問看護の話

あなたは体調が悪い時、仕事を休むことができますか?訪問看護スタッフの苦悩

こんにちは!みのりです。

 

突然ですが、あなたは体調が悪くなった時、仕事を休めますか?

「休む!当り前だ!!」という方は、この記事を読む必要はないと思います。

 

「休むことに気を使うなぁ。」または「休めない!」という方は是非読んでください。

 

私はというと、以前は休むことなんてできませんでした。

体にムチをうって一生懸命働くことが美学だと思っていました。

 

しかし、私たち療法士などの医療従事者にとってこの考えは明らかに間違いです。

このことについて書いていきます。

体調が悪いのに休まないとこんなことがおこる

まず、私たち療法士の場合、感染のリスクというものが付きまといます。

例えば、インフルエンザやノロウイルスなどの感染する疾患にかかっている可能性があります。

 

これは、いくら感染者が気を付けていても、相手の免疫力が低ければ感染するリスクは高くなります。患者さんや利用者さんは、もちろん免疫力は高くありません。

 

また、療法士であれば患者さんや利用者さんの介助やトレーニングをしないといけません。体調が悪いと事故に繋がります。

 

ちなみに、訪問看護の場合は運転中の事故にも繋がります。

 

あなたが休んでも仕事は回る

休めない人の理由として、自分が休むと周りの人に迷惑がかかるというものがあります。

その通りです。

迷惑はかかります。

 

しかし、無理して出勤し、上記した問題が起こればもっと迷惑がかかります。

 

訪問看護では、利用者の時間や担当者の変更をすれば仕事自体は回ります。

管理する人は少し大変ですが、その人が頑張ればいいのです。

あとは、患者さんや利用者さんがスムーズにリハビリを行えるようにしっかりと申し送りを行えばいいのです。

 

どこまでが体調不良で仕事を休めるのか?

感染のリスクがある疾患にかかったのであれば休まないといけません。

「休める」ではなく「休まないといけない」のです。

 

ただの風邪はどうでしょうか?

体温が何度になれば休めるのでしょうか?

 

そんな基準はありません。

 

患者さんや利用者さんのリハビリや看護をする上で、リスク管理できないようであれば休むべきです。

 

冷静な判断ができるかどうか、体がしっかりと動くかというとことが基準になりますね。

さいごに

この記事で私が言いたかったことは、体調の悪い時は仕事を休みましょうね。ということです。

 

体調が悪いくらいで休むな!という職場や、そんな雰囲気を出す職場は速やかに辞めましょう。

 

体調不良は自己の素です。そんなことわかっていない職場はクソです。

 

あなたが休んでも仕事は回ります。申し送りをしっかりと行えば、たいした迷惑はかけません。

 

 

 

 

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