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ひとり親家庭医療助成制度を利用すれば医療費は激安価格に。

こんにちはみのりです。

 

私は以前は病院、今は訪問看護ステーションに勤務しています。

訪問看護ステーションで働いていると利用者さんから料金について質問されること多くなりました。

訪問看護の利用料だけでなく公費についても聞かれることがあるので、今回は公費の中でも珍しい、ひとり親家庭医療助成制度についてまとめてみました。

 

ひとり親家庭医療助成制度ってなに?

ひとり親家庭の医療費助成制度は、親が離婚、または死亡した子供のいる家庭に対し、親と子の医療費の自己負担額の一部を助成する制度です。中には全額免除の自治体もあり、その内容は自治体によって異なります。

ひとり親の方には、是非とも申請してもらいたい制度です。

自動的にこの制度が適応するわけではないので、ちゃんと申請しないといけません。

 

この医療費を使うと

同一の医療機関等につき、1日最大500円を月2回まで負担するだけでよくなります。

つまり、ひと月にA病院を2回利用して1回の診察料が500円以上であった場合、ひと月に支払う医療費は500円×2回の1000円となります。

3回でも1000円、4回でも1000円です。

ただし、A病院を2回、B病院を2回ひと月に利用した場合は2000円になります。

 

注意が必要なのは同一の医療機関であっても「入院」と「外来」、「歯科」と「歯科外来」の診療料は別清算となるので注意が必要です。

大阪市の医療費の使い方について

これはあくまでも大阪府の場合です。今回は東大阪市を例に挙げています。

 

他の都道府県にお住まいの方は市役所に確認してくださいね。

 

大阪府の医療機関で受診するときに「医療証」と「健康保険証」を窓口で提出します。これでOKです。

 

因みに大阪府外の医療機関で受診した場合は、後日、市役所にいって払い戻し申請をしてください。

 

何に対して助成してくれるの?

・保険診療の医療費

・医師が認めるコルセット等の治療用装具

・その他、平成30年4月から訪問看護ステーションが行う訪問看護療養費が適応

訪問看護がOKになっているのがありがたいですね。何回介入しようが最大1000円です。

助成対象外となるのは?

・入院時の食事療養費

子供医療費助成制度の対象年齢(中学校卒業まで)であれば助成対象となるそうです。

・入院時の室料

・予防接種や健康診断料

・特殊な薬や金歯などの保険診療外の医療費

・往診時の車代

・診断書などの文書料

・精神病床への入院料

さいごに

この医療費は、子供満18歳の誕生日になるまで使えます。

 

こういった医療費の制度は申請をしないと受けることができないので、在宅医療に関係する療法士であればアドバイスできるようにしておきたいですね。

 

公費の内容は地域によって若干違うので自分の勤めている訪問看護ステーションのエリアの制度をしっかりと学んでおきましょう。

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