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こんにちは!みのりです。
最近、読んだ本で1番引き込まれました本を紹介します。
社会学者の古市徳寿さんが書かれた小説です。
芥川賞候補にも選ばれて話題にもなりましたよね。
ストーリーはというと。
平成という時代が終わろうとするときに平成君は安楽死で自分の人生を終わらせると恋人に告げる。
恋人はもちろん平成君がいなくなることに耐えられない。
恋人は、なんとか平成君を説得しようとするのですが、平成君はそんな説得がきくような人ではない。
平成君には平成君の合理的な考えがあったりしてどういう結末になっていくのかがとても気になるところです。
この本を読み終えた時、とても美しいラストだなと感じました。
私は、よくわからない終わり方をするというかどうとでもとらえることができる終わり方をする小説はあまり好きではありません。
しかしこの本はそういう部分を兼ね備えつつ、こんな私が納得し、満足できるラストでした。
また、物語の中で実際にある会社や実際にいる人物が登場しています。それがとても新鮮です。
とても面白く引き込まれる本なのでぜひ読んでみてください。
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