こんにちは!みのりです。
本日は地域の高齢者向けに講習会をしていました。
そこで少しびっくりしたんですが、ある程度高齢になった方もダイエットするんですね。
ぽっちゃりしていることを気にしている人が多くてびっくりしました。
少し太っているからご飯を減らす。
この発想は高齢者にとって非常に危険です。
詳しくは健康寿命をのばすには運動だけでなく栄養が大事をご覧ください。
その他に
運動不足だからストレッチをしている。
筋力をつける為に散歩をしている。
痛いけ湿布はできるだけ我慢して動いてます。
といった間違った理解をしている人がとても多いです。
ストレッチに運動の効果なんてない。
ストレッチは筋の柔軟性を引きだしたり、血流を良くしたりする効果はありますがカロリーを消費したり筋肉をつける効果はありません。
運動不足だからといってストレッチをしても運動不足が解消されることはありません。
関節とか筋肉が柔らかくなるだけです。
ストレッチは血流がよくなるからダイエット効果があります!って言っている人いますけど、例え血流がよくなって代謝が高まってもダイエットといえるほど脂肪が燃焼するかといえば否です。
脂肪を1㎏減らそうと思ったら約7200kcal消費しないといけないんです。ストレッチでそれだけカロリーを消費するなんて無理ゲーです。
筋力をつける為に散歩をしている。
歩行は歩けない人にとっては筋力がつくかもしれませんが、歩ける人にとっては筋力を強化する効果なんてありません。せいぜい現状維持する程度です。
歩行はたいして筋力を使わないんですね。
歩ける人にとって歩行訓練は有酸素運動でしかないのです。
まあ有酸素運動としても中途半端でたいした効果はありません。すごく太っていて全く運動をしている人には効果あるかもしれませんが。。。
痛いけ湿布はできるだけ我慢して動いてます。
痛いのを我慢して無理して動くくらいなら、湿布を貼って痛みをとって楽に動く方がいいです。
湿布は薬だからできるだけ使わない方がいいという人もいるのですが、「痛み」は動作を著しく阻害します。
痛みを回避する動作は、また他の部位に痛みを生じさせるのです。
まさに悪循環!
湿布でさっさと痛みをとってきれいな動作を習得したほうがよっぽど効果的です。
間違った知識は邪魔なだけ!すぐにプロが修正すべき!
テレビなどの情報はかなり偏ってます。鵜呑みにしてはいけません。
間違った知識を得てそれを継続的に努力して実行する。
その結果、不健康になる。
こんな不幸なことありませんよ。
療法士などのその道のプロが正しい方法を伝えて、良い方向へ導く必要があります。
今は情報を簡単に得ることができますが、間違った情報はかなり多いです。
今後、正しいものを選ぶ能力が問われていくのでしょうね。