リハビリの話

運動はなれてしまうと効果が下がるという話

こんにちは!みのりです。

 

リハビリでもダイエットでもボディーメイクでも運動をするうえで継続はとても重要なことです。

継続は重要ですが同じことを続けていてもダメですよという話です。

 

筋トレは同じことを続けていても効果なし

私は外来のリハビリをしているときに、普段患者さんがどんな運動をしているのかということを確認するのですが、入院時に1度教えてもらった運動をずっと続けているケースが少なくありません。

特に筋力訓練は負荷を変えないと筋力増強をいうことに対しては効果が激減していきます。

これは、トレーニングの原理・原則の中の漸進性の原則が関係します。

 

漸進性の原則とは

ある一定期間トレーニングを続け体力が一定の水準に達すると、同じ負荷でそれ以上続けても効果が現れなくなります。そのために、体力の向上に従って、負荷も徐々に上げていく必要があります。

 

その為、患者さんには常に新しい訓練や負荷の調整が必要になります。

同じ筋肉に刺激を与えるにしても収縮様式を変えるなどの変化をつける必要があります。

同じ訓練を続けてもダメだよってことを患者さんに知ってもらわないといけませんね。

 

有酸素運動は同じことをしていても効果が下がる

ダイエットのためにランニングや水泳を始めるということはありますよね。

こういった有酸素運動は動作に慣れてしまうことで徐々に無駄な部分がとれてきて省エネになります

特に水泳なんかは普段泳いでない人と熟練者では全然カロリー消費が違います。普段泳いでない人は50m泳ぐとバテバテなんじゃないでしょうか。

こう考えてみると有酸素運動でダイエットをするというのはとても非効率的なんではないかと思います。

有酸素運動でダイエットをするのであればいろいろ運動の種類を変えないといけませんね。

 

パフォーマンスを保つということに関しては同じことを繰り返すことがいい

運動をするうえで良いフォームを保つことは重要です。

特に筋力訓練は正しいフォームで行わないと十分な効果を得ることができません。

その為に、何度も反復練習をおこない必要であれば修正する必要があります。

 

さいごに

運動の負荷を上げるにしろ、運動の種類をかえるにしろ、フォームが変わらないように調整するにしろ自分でコーディネートすることは難しいです。

その為にはパーソナルトレーナーをつけたり、療法士のリハビリを受けるということが有効です。

患者さんやクライアントに自主訓練を指導するときは、同じ訓練を続けてもあまり効果ないよってことをしっかりと伝えないとダメですね。

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