訪問看護の話

発熱したら訪問看護の仕事を休むべき3つの理由

こんにちは!みのりです。

 

ここ最近の気温の変化で体調を崩してしまいました。39℃の発熱で寝込んでいました。

こういう体調を崩したとき、理学療法士にとって訪問看護ステーションって休みにくいですよね。

 

体調が悪く休もうと思った時にできる対応としては

利用者さんに日程を移動してもらうようお願いするか。

代診を他のスタッフにお願いするか。

介入自体を休みにしてもらうか。

という程度です。

利用者さんにも予定があるので、なかなか変更がきかないことも多いです。

また、他の人が来るんなら休みにしてほしいということもあります。

 

休むためには、かなり面倒臭い感じですが、私の意見としては発熱して体調が悪いのであれば仕事は休むべきだと思うのです。

 

今回はこのことについて書きました。

発熱したら訪問看護の仕事は休むべき!3つ理由

日本人はまじめで、責任感が強いといわれています。

体調が悪くても薬飲んで働くべきでしょ!社会人としてあたりまあたりまえっしょ!という風潮がまだ残っているのも悲しい現実です。

 

医療現場などで働いていると、体調不良は自己管理の問題!医療従事者として恥ずかしいこと。

などと上司や先輩から怒られることもあります。これが怖くて体調不良を隠す人だっているんです。

 

ここでは、なぜ発熱したら仕事を休むべきなのか書いていきます。

 

 

もし感染する病気だったら利用者や他の職員に病気をうつしてしまう。

訪問看護ステーションで看護やリハビリの仕事をするということは、病気を患っている人たちを相手にするということです。

そういった人達は免疫力が一般の人達よりも低下していることも多いです。

 

熱の原因がインフルエンザみたいな、人に感染する病気だったら?

 

最悪です。

私が以前働いていた職場では、職員のなかでインフルエンザが流行ってしまい、職員の半分が休まなければいけないという事態に陥ったことがあります。

 

たまに、「私は風邪をひいてもマスクするから大丈夫!出勤します。」という人がいますが、それはダメです。

一般的なマスクであればウイルスは簡単にマスクの隙間を通り抜けてしまいます。

 

そのため、マスクで完全に感染を予防できるということはありません。

しかし、効果がないとも言えません。

マスクをすることで口腔内が保湿されます。また、他人の唾液が直接自分の口に飛んでこないようにブロックすることができます。

介入時の事故の危険性が高まる

熱がでると判断力が鈍ります。

訪問看護ステーションでは移動も仕事の一つです。車やバイクの運転もボーっとしている状態であれば危険です。

 

看護やリハビリの仕事は利用者さんにケガを負わせるリスクが高い仕事でもあります。万全の体制で臨まなければいけないのです!!

 

何か事故が起こってしまった場合、体調不良のまま働いていたことの責任を問われる。

発熱していることを上司に伝えた場合、おそらく休みなさいと言われるでしょう。

 

管理する立場の上司が体調不良のスタッフがいるのを把握しているうえで働かせるという決断をしたのであれば、それは大きな問題です。

 

問題が大きくなれば会社全体の責任が問われます。

 

もし、あなたが発熱していることを隠していて事故を起こしてしまった場合、上司は体調不良のスタッフを働かしている責任も問われるのです。

 

さいごに

私は、昔仕事を休むのが嫌で発熱しても毎日ロキソニンを飲んで働いていました。それが原因で肺炎になってしまい長期休養を余儀なくされた思い出があります。

 

発熱した状態で働いてもロクなことがないんです。

 

確かに代診や日程変更の調整はめんどくさい!申し送りの書類を作るのも手間です!

 

目先のしんどいことを回避するために、無理して出勤するともっとしんどい事態に陥るかもしれませんよ。

 

熱が出たらとりあえず休んで、早く治しましょう。

あなた1人が休んだくらいで、仕事が回らなくなるということはありません。

周りの人達の仕事が一時的に増えることがあるかもしれませんが、それは組織で働いているとよくあることです。みんな気にしません。それに1週間もすれば、みんな忘れます。

 

そんなもんです。

 

もう一度言います。

 

熱が出たら休みましょう。

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